番号バンゴウ b8
分野ブンヤ 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測・処理技術
タイトル 光ファイバを用いた地盤変形計測システムの大型振動台実験への適用
著者チョシャ  佐藤忠信 京都大学防災研究所
○本田利器 京都大学防災研究所
 竹川直希 京都大学大学院工学研究科                  
概要ガイヨウ  筆者らは、光ファイバを用いた地盤変形計測システムの開発を行ってきている。本年度は,このシステムを大型せん断土槽を用いた大規模振動台実験に適用し、その有効性について検討した。
振動台実験は、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)において実施された。実験は、長さ11、6m、幅3、1m、高さ4mの大型せん断土槽を用いて行った。本稿は、大規模振動台実験の実験結果について報告するものである。
振動台実験では、地表における変位計測の精度を検証するため、レーザー変位計により直接計測された変位と、提案する装置により計測された変位とを比較する。また、地中における計測精度を検証するため、加速度計から評価される地盤の変形速度と、装置の変形速度とを比較する。これらの比較により、提案する装置は、大規模な地盤モデルにおいても変形量を正確に計測できることが確認された。
戻る